いま 夢の先の未来

二つの顔をもち 使い分けるうちに 三つ目が顔を出す

To. My purple astronaut

書こうか、迷ったけれど、私なんかが書いていいのか、分からなくて迷ったけれど、後から、書けばよかったなぁ…、なんて、後悔するのが嫌だったので書きます。

 

こんな時まで、私は自分の気持ちを優先してしまう。ごめんね。どうか、許してね。

 

 

 

 

あなたに出会ってから、1年と、半年弱。

いつの頃からか、私にとってあなたは、「儚くて美しい人」であったような気がします。

 

私があなたに出会った頃、あるいは、それよりももっと前から、あなたを取り巻く環境は、いつも、儚かった。先のことなんて見えない、見込めない、見通しがはっきりしない。不確実なのに、遠いと思っていた"先"がどんどん迫ってきて、ある種の答えを求めようとするものばかり。

でも、あなたは、その儚さの中で、いつも、本当に、優しくて温かかった。その優しさと温かさを、いつも届けよう伝えようとする、真っ直ぐで強い愛を持つあなたは、いつも、本当に美しかった。

 

 

とても真っ直ぐで、でもすごく複雑で、でもやっぱりシンプル。

あなたがくれる優しくて温かい愛は、私にとって、こんな感じ。

 

あなたは、時々(?)ひょうきんで、突拍子もないことやっちゃうけど、そんなあなたを見ていると、嫌なことや悲しいこと全部忘れちゃいそうなくらい、楽しくて、おもしろくて、いつも笑わせてくれてありがとうね、という気持ちにさせてくれます。

でも、表向きはそうであっても、その裏では、いつも、嫌なこと悲しいこと苦しいこと全部あなたの背中に背負ってもらってたのかもしれない、"重たいから半分持って"なんて、この人は大切な人には言わないんだろうな、大切な人にこそ言わないんだろうな、言わないどころか、背負ってるところは一切見せない、あるいは、背負っていることさえも、おもしろおかしくしちゃうのかな、背負っているものを自分の中できちんと昇華してから見せているのかな、と思うこともあります。

はたまた、今日はどストレートに伝えてくれたな、と思う時もあります。

 

私は、いつの頃からか、そんなあなたのことを思うと、こう、いつも、何て言うか、思ってることを、ちっとも上手く言葉にできなくて、胸の奥が、きゅーっとするようになりました。

それが、締め付けるように苦しい時もあれば、抱きしめられてるかのようにふわっと安心する時もあって、でも、時々、そんなふうに、きゅーっとしてんのがアホらしくなる時もあって。

でも、ただ、きゅーっとするだけで終わらせてくれないあなたが、やっぱり、きゅーっとするほど、大好きで。

 

その、大好きという気持ちが、私の支えになっていて、支えになってくれてありがとうと、あなたに伝えたいのに、やっぱり上手く言葉にできなくて、上手く言葉にできなかった思いは、涙にしか変わらなくて、泣くことしかできなくて。

あなたはきっと、泣いてほしいわけじゃないんだろうなと分かっていても、あなたは望んでなさそうだなと分かっていても、私は、どうしても、泣いてしまっていたんです。

 

 

 

あなたがくれたものは、あなたは、消えてなくなるわけじゃないのに、むしろ、その真逆だと、分かっているのに、やっぱりあなたを取り巻く環境は儚くて、儚いのに、儚いからこそ、あなたがくれたものやあなた自身が、優しくて、温かくて、強くて、大きくて。優しさや温かさ、強さや大きさ、その全てが、美しかった。

 

私はきっと、あなたが儚いから泣くんじゃなくて、あなたが美しいから、泣いてしまうんだろうなと、そう思う。そう思いたい。

どうしたって何したって微動だにしない儚い現実があるから泣くんじゃなくて、儚い現実を突き付けられて逃げ道がないから泣くんじゃなくて、あなたが美しいから泣くんだと、そう思いたい。

 

 

 

あなたを取り巻く環境は、この先も、しばらくは儚いままなんだろうなと思います。儚いままにしていて良い、とは思わないけれど、この儚さを消し去るには私ひとりの力では到底及ばないし、相当な時間がかかるだろうなと思う。あなたや私が生きている間には、何も変わらないかもしれない。

でも、その中で美しく生きるあなたに、今、どんな言葉を綴れば、どんな涙を流せば、想いをしっかり受けとったよ、いつもずっとありがとう大好きだよ、と、伝わるだろうかと考えたけど、結局、あなたの心が如何なる時も温かくありますように、と、ここから願うことしか、私にはできないんです。

 

 

 

私が好きな歌に「優しさはいつだって 寂しさを連れてる 数え切れぬ思い出に 今は目を閉じていさせて」「いつか君が笑えるなら 僕は心から手を振るよ」という歌詞があります。

今、私は、こんな気持ち。この歌詞通りの気持ちです。

 

優しくて温かくて美しいあなたは、いつだって、儚い現実を連れてる。

でも、あなたがくれた数え切れないほどの愛は、目を閉じれば、いつだって優しく温かく、そして美しく、私の中にある。

ずっと、ぎゅっと握って、繋ぎ止めていたいけれど、いつかまた会えるその日に、私もあなたも、笑顔で会えるのなら、私は心から"行ってらっしゃい"を、あなたに向けて言おうと思うんです。

 

 

どうか、私が、あなたを愛する人たちが、あなたの愛する人たちが、あなたに"おかえりなさい"を言う日まで、あなたがいつも心身共に健康でありますように。元気に過ごしてね。温かく過ごしてね。

 

 

気をつけて、行ってらっしゃい。

 

 

 

 

 

 

いつまでもずっと大好きだよ、ジンくん。

 

당신에게 사랑을 보냅니다

보라해